生産性が高い/低い、効率がいい/悪い といった話をする時は"対象とする期間"と"集計する範囲"をセットで考えたほうがいいと思っていて、その話を雑に書いておきたい。
一例として、「リモートワークのみと週1出社のどちらが生産性が高いか」という話を考えてみる。この例に答えはないし、実際には生産性以外の観点も考える必要がある。組織に応じて決断すべきことなのでこの例の結論はどうでもいい。
- 1日や1週間くらいの期間で個人の生産性を考えるとどうか
- 自宅の方が生産性が高い。この4年くらいで自宅の作業環境はかなりよくなっている
- 通勤時間も作業できるので作業に当てられる時間も増える
- 半年くらいの期間で所属チームの生産性を考えるとどうか
- リモートワーク前提でもいいが、定期的に対面のコミュニケーションを取り入れた方が半年スパンの生産性は上がるかもしれない
- 海外拠点のメンバーと3ヶ月に1回くらい会っておくとそのあとのコミュニケーションも楽になって全体として生産性が上がるのと同じ
あんまりうまくまとまらなかった。例が悪かったかもしれない。
大事なのは「個人がどうか」、「短期的にどうか」と考えるだけではなくてもう少し広げて考えてみること。生産性の話をする時には、どの期間でのどこの範囲の生産性なのかを揃えて話さないと議論が噛み合わなくなる。意識して切り替えて考えないと、つい個人の短期間での生産性を想定して話してしまいがち。
余談だけれど、自分は"生産性"より"生産力"の議論をした方がいいと思っている。たとえば"生産性"を上げる議論の中では、「人を採用して組織を作る」という話は出にくい。最終的には"生産量"を追求したいわけで、単位あたりの"生産性"について話すよりも"生産力"の話をすべきだと思う。