上司を頼ってうまく使うという話は聞くんだけれど、なかなか難しい。具体的にどうしたらいいかわからない人も多いと思う。
1つの考え方として、何か相談をする時に「上司に何を期待してどう振る舞ってほしいか」を明確に伝えるといいかもしれない。
もちろん上司によるので万人に適用できないとは思うが、上司への期待はいくつかに分類できるので雑に書き出してみる。
ただ話を聞いてほしい
- まずは共有だけしたい時や吐き出したい時に使う
- 聞いてもらうだけで思考の整理になったりするし、自分で解決しないといけないとわかっている時などにオススメ
まず意見を聞きたい
- 何かの提案などに対してどう思うか意見を聞きたい時に使う
- どれだけ意見をもらっても、そういうモードだしなと思えて気も楽なのでオススメ
具体的なアドバイスがほしい
- 一緒に考えてもらって具体的な意見がほしい時に使う
- 存分にアドバイスしてよいと伝えると上司も話しやすいのでオススメ
意思決定してほしい
- 何かを決めてほしい時に使う
- 意思決定を誰がするか認識が擦り合っていない場合も補正できるのでオススメ
他にもありそうだけどパッと思いつくのはこのくらい。
定期的に1on1で話しているなら、共有や相談内容とセットでこれらの"期待する振る舞い"をラベリングして伝えておくといいかもしれない。
こんなん伝えて対応できる上司はおらんと言われるかもしれない。まあたしかに上司の力量に依存するとは思う。けどちゃんと組織の成果を最大化させることを考えている上司であれば、むしろ感謝してくれると思う。自分ならめちゃくちゃやりやすくてありがたいよ。うまく期待に応えられるかはわからないけど。