Konifar's ZATSU

私はのび太の味方じゃないわ、悪の敵よ

問題解決ブルドーザー

視座の可視化というこの記事がめちゃくちゃ好きで、たまに読み返している。

note.com

ここに書いてある、課題があった時のアクションのレベルみたいな話がわかる~~~って感じで好き。

具体的には何らかの課題があったときに下記のどのアクションをするか判断できそうです。
・ そもそも気づいていない
・ 認知してる(けど言語化できない)
・ 問題指摘する
・ 解決策を提示する
・ 解決する

自分の経験だと、「問題指摘する」と「解決策を提示する」の間に結構隔たりがあって、指摘したら物事が前に進むと感じている人が意外と多い気がする。

また、問題を指摘してるつもりで、実は問題を把握できてなかったり適切に指摘できてないケースも多い。例えばあまり理にかなっていないと感じる制度に対して「これなんでずっとこうなってるのか謎」「こう変えればいいのに」とコメントしたとして、これは問題の指摘と言えるだろうか。これは認知してるだけで、問題の指摘にはなっていないと自分は思う。

自分が物事をうまく動かせない憤りが、半ば愚痴のような指摘もどきとして表層に出ていると言ってもいい。自分もそうなりそうなことはあるが、たいてい物事を前に動かせないと思い込んでいるだけで、頭を使って人を巻き込めば自分がコントロール可能な状態にできることも多い。

自分が関わってきた中で、「解決する」の領域まで一気に持っていくめちゃくちゃすごい人が何人かいた。自分ができないと思っていたことや、問題の指摘、解決策の提示で止まっていたことを、ブルドーザーのようになぎ倒して解決していくのである。こういう人を、自分は「問題解決ブルドーザー」と呼んでいる。

自分が認知や問題指摘、解決策の提示で止まりそうになった時は、これまで見てきたブルドーザーのことを思い出すようにしている。自分も早く自他ともに認められるブルドーザーになりたいものである。