最近雑じゃなくなってきた気がするのでより雑めに垂れ流すことにする。
自分が苦手だと思い込んでいたことが、苦手とかそういう属性次元の話じゃなくて事前の準備が足りないだけということがある。
たとえば、自分は「メールが苦手でつい見逃しちゃうんですよね」と言っていたことがある。Slackだとすぐ反応できるのにメールだと億劫になってしまうのだ。
少し時間を取ってラベルを整理したりSlackに連携して流すようにしたりすることで解決した。苦手とかではなくて、単に工夫のひと手間をサボっていただけだった。
人前で話すのも苦手と言って避けていたことがある。
話すのがうまいように見える人にどうしてるか聞いて観察してみると、自分より入念に調べてフィードバックをもらって10倍リハーサルをしていた。苦手とかではなくて、単に補うための準備が足りていないだけだった。
懇親会でボッチになるのが苦手と言っていたことがある。話せたとしても、無言の時間ができてしまうとめちゃくちゃ申し訳なくなってしまうのだ。
参加者を事前に見て話したい人をメモしてその人の登壇資料やブログを読んで最初になんて声をかけるかを練ってから参加してみると、話しかけにいくこともできたし話が途切れることもなく話せた。初対面のコミュニケーションが苦手とかいう以前に、それを補う事前準備が足りないだけだった。ちなみにこの準備はコミュニケーションお化けの嫁氏の助言によるものである。ref: 個人コミュニケーションKPI - Konifar's ZATSU
苦手という言葉は「苦手(だから仕方ない)」みたいな感じで自分に対してできないという暗示と言い訳になりがち。自然にできるまでの努力量や時間に差はあれど、ほとんどは準備をすることで補える。
苦手でもやりたい/やるべきと思っているなら、まず準備と工夫に時間をかけてみるといい。登壇でもファシリテーションでも懇親会での雑談でも何でもそう。最初はめちゃくちゃ時間がかかるが、何回も繰り返しているとだんだんと準備の時間も少なくてすむようになる。
苦手ではなくただ準備が足りないだけと考えて、時間をかけてみるといいかもしれない。まあそれができたら苦労はしねえって話かもしれないけれども。