Konifar's ZATSU

私はのび太の味方じゃないわ、悪の敵よ

何かいいことを言ってやろうとしていないか

たまに「あー今自分をよく見せることを考えて発言しちゃってるな」と自覚して恥ずかしくなることがある。

例えばミーティング中、何かを前に進めることよりも皆にオッと思われるような内容を言うことに頭を使っているみたいな。そういう時はたいてい後で恥ずかしくなってウワアァァアァ!!!となる。

状況によっては、信用を得るためにそういう振る舞いが必要になることもある。「コイツできる...」と思わせることで物事をうまく進められることも多い。自分をよく見せるために何かをすること自体が悪いわけではない。問題なのは、その振る舞いが癖になって自覚できなくなっているケースである。

「何かいいことを言ってやろう」という気持ちが先行しすぎた状況と言えるかもしれない。誰かの意見に対して「自分はもっとこう考えてる」みたいな話をとにかく出そうとしたり。インターネッツ上だとさらに厄介である。

例えば、採用候補者が期待とそぐわない返答をした話を持論とともにツイートしてしまったり、同業他社のサービスの不備をスクショ取って笑いをとったり、本来やらなくてもいいことをやってしまったりする。過度な知ったかぶりや逆張りも、根っこはこういった虚栄心からくるものなのかもしれない。

「何かいいことを言ってやろう」と思ってないか、思ってるとしたら自分をよく見せる以外に何か意味があるのかを一度立ち止まって考える癖をつけるとよいのかもしれない。考えてみた結果、自覚した上で発言するならそれは別によいと思う。自分は後で恥ずかしくなることが多いのであまりやりたくはないけれど。嗚呼、今日もまたまたいいことを言ってしまった。さらば。