Konifar's ZATSU

私はのび太の味方じゃないわ、悪の敵よ

いつか息子と松亭で

この記事はSHIROBAKO Advent Calendar 5日目の記事である。代打なので少し遅くなったが勢いで書くことにする。

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劇中でずかちゃんがバイトしている居酒屋 松亭(正確には柗亭)に初めて訪れたのは、2015年7月のことだった。当時の話は@kgmyshinさんがブログに残してくれている。

以来、劇中そのままの何とも言えないアットホームな雰囲気と安く美味しい飯に魅了され、気づけば月一で通い続けていた。

途中から数えなくなってしまったが、たぶん40回くらいは行ったんじゃないかと思う。最初は@kgmyshinさん、@shanonimさんと行き始め、2016年7月頃からred_fat_darumaさんが加わり、だいたい4人で毎月通っていた。

話す内容は仕事や組織、技術といった真面目な話から、アニメやゲームの話など様々あった。まあ普通のゆるい飲み会である。覚えていることを適当にまとめたことがあって、久しぶりに読み返してみると結構面白い。

konifar-zatsu.hatenadiary.jp

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松亭のいいところは色々あるのだけれど、特に気に入っているのはトイレだ。実は毎回トイレに入るのを楽しみにしている。

さすがに何十回も通っていると店のおばちゃんおじちゃんとも仲良くなる。実家から届いたすだちをお裾わけしたり、メニューにないローストビーフをサービスで出してくれたりした。自分は飲食店で割り箸の袋で折り鶴を折ってしまう癖があって、行くたびに折り鶴を作っていたら、実はそれを捨てずに取ってくれていてディスプレイされていたこともあった。

そんな思い出深い松亭だが、息子の出産が近づいてきた2019年6月を最後に行かなくなった。妻と息子を優先して会社の飲みもプライベートも飲みも全てやめている。まあもともと飲みにはほとんど行かないのでそこまで変化はないのだけれど。

息子が大きくなってきたら、そのうち一緒に松亭に行ってみたいものだ。まだ行ったことはないけれど、ランチ営業時でもいいね。

白子ポン酢の仕入れを心待ちにしていたこと、kgmyshinさんの会社の後輩が偶然同じ日に松亭に来たこと、新年会で貸し切ってSHIROBAKOを鑑賞したこと、その時23話で何人ものオッサンたちが涙を流していたこと、偶然居合わせた野上武志先生に「変な話ではない!」と突っ込んでもらったこと、そういった思い出のひとつとして『息子と松亭に行ったこと』というエピソードを加えたい。ただがむしゃらにひたすら前に進んで、やりたい事をやり続けて、そして気がつくと息子がそういう歳になっているといいなと思う。それだけさ。