何かを決めるゴールを設定した会議において難しいのは、議論を収束させていくフェーズである。
議論の抽象度の高さによって難易度は変わるが、収束させるにあたってここは抑えておくとよいみたいなTipsはあると思うので書き出してみる。
- 決めることがゴールという認識を合わせる
- そもそも決める場だという認識が揃っていないと収束させるのが難しい。会議のフォーマットに目的やゴールを明記しておくとよい
- 最終的な決め方を決める
- 最終決定者、時間、多数決などなんでもいいが、最後にどう決めるかを決めるのが大事。できれば議論が始まる前にやっておくと、議論中もそれを意識して進められるのでやりやすい
- 決めるための材料の認識を合わせる
- 判断軸とも言える。議論が何かうまくいかない時にはだいたいこのへんの認識が揃っていない。言葉に対する認識が揃っていないこともあるので齟齬をなくしておくの大事
- 決めるための材料を今揃えられるかを確認する
- 決められる材料が揃ってないのに話してこんでしまうことがある。これはよくない。そもそも決められる人がここにいるのかなど、今決められるんだっけと立ち止まってみた方がよい
- 同じものを見ながら話す
- 議論している内容をホワイトボードやdocsなどに書きながら、参加者の目線を揃えながら話すのが大事。論点をリアルタイムで整理するのが得意な人がいれば役割としてお願いするのがよい
- タイムマネジメントをする
- 決めるように時間配分を考え、決められるように進めていく必要がある。時間内に決まらないのであれば、途中で今回どこまで話して次のアクションをどうするか話すように切り替える方がよい
ざっと書いてみたが、何より大事なのはこれらを想定して適切な人と時間をおさえて事前に準備をしておくことだ。収束できるかどうかは議論が始まる前に決まっていると言ってもいい。