チームの方針を伝えたはずなのにうまく伝わっていないということはよくある。そういう時、「前にも言いましたけど」みたいな話をしだすと不幸にしかならない。情報のやりとりは伝える側と伝えられる側双方の協力が不可欠だが、コントロールしやすいのは伝える側である。方針が浸透していない時に確認したいチェックリストを雑にまとめておく。
- 理解してくれているか
- 同じ言葉でも認識が違うことは多い
- 特に方針はキャッチーな表現を使って抽象度が高いこともある
- 具体も伝えて理解しているかどうかを確認すること
- 納得してくれているか
- 意義を感じていないと浸透しない
- 説明する側が納得していることはもちろん、納得させられるまで話すこと
- 方針の背景や議論の流れ、最終決定事項までアクセスしやすくして個々人が自律してキャッチアップできるようにしておくことも重要。いわゆる情報の透明性、フラットさ
- どちらかに決めて進む必要があることも多いので、組織として「選んだ道を正解にする」「やっていき、のっていき」のような行動指針があるとやりやすい
- 何度も伝えているか
- 一回で浸透するわけがない
- 説明する人が伝道師をやるか誰かにお願いして、浸透するまで言い続けること