Konifar's ZATSU

私はのび太の味方じゃないわ、悪の敵よ

チャットコミュニケーションでの不満の表明は悪手

今は全くやらなくなったが、チャットコミュニケーションでなんだか憤りを感じた時に "お気持ち" をガッと文章で書いてしまっていたことがある。

この振る舞いは物事を前に進める上では悪手でしかないと思っていて、そんな感じのことを雑につらつらと書いておきたい。

自分の経験上、チャットコミュニケーションで「お言葉ですが」とか「気持ちだけ書いておくと」とか「ちょっと言っておきたいんですが」みたいな感じで自分の不満をテキストで表明するのは悪手。ここまで露骨ではないにせよ、ちょっと非協力的になって"拗ねた"り、線引きして突き放したりするような物言いをするとかもこれに含まれる。

やっちゃダメとまでは言わないけれど、建設的に物事が進むことは少ない。もし進んだとしたら、それは不満を表明した自分のおかげではなく噛み砕いて軌道修正してくれた相手やまわりのおかげ。勘違いしてはいけない。

「そうは言ってもきちんと明確に自分の考えを伝えておかないと同じ状況が繰り返されるじゃんか」という考えもある。わかる。そのとおり。不満に感じたことを伝えなければならない場面もある。不満というかフィードバックだね。この違いをきちんと意識するのもむずかしい。そういう時はテキストではなく "直接話して" 伝えるほうがいい。

テキストコミュニケーションで相手に齟齬なく意見を伝えるのはそもそもむずかしい。うまくできる高度なスキルを持った人のほうが少ないので、基本的にはやらないというルールを自分に課したほうが考えることが減って楽になる。

自分が意見を伝えたこと自体を証跡として残したいのであれば、直接話してから話した内容をドキュメントに残してチャットに投げておけばいい。いきなりチャットでピシャリと書く以外にも方法はあるので少し落ち着こう。特に、「自分が代表して言ってやらねば」みたいな気持ちが少しでも混じってる時は要注意である。「何かいいことを言ってやろうとしていないか」と自問してみてもいいかもしれない。

チャットに書いた "お気持ち" に対して数人から好意的なリアクションがついたりすると、言われた相手も感情的にやりづらくなってさらに物事が進みにくくなることもある。自分はこういう "お気持ち" 的なコメントを見かけた時、内容に関わらず反応しにくい。言った人/言われた人両方がどう捉えるかわからないからである。「ちょっとhaddleで話してみるのはどうですか?」みたいな感じで間に入ることもあるが、基本的には静観になってしまう。こういう時はどうすればいいんだろうね。ナイフエッジ・デスマッチでも提案できればいいんだろうけれど、そんなスキルがない。

自分自身も相手に不満をテキストで伝える振る舞いをしていたことがあるが、なんかそのやり方を続けても物事が好転しないなと気づいて色々試した結果「テキストでやるのは悪手」いう結論になった。過去のSlackの自分のやりとりを検索してみると、なんだかヒロイズムを感じていたような、自分にとっての正論をぶつけるようなコメントが出てきてしんどい。大人の黒歴史である。まあこうやって少しずつ成長していくんだね。