Konifar's ZATSU

私はのび太の味方じゃないわ、悪の敵よ

チャットコミュニケーションで使わないようにしている表現

チャットコミュニケーションむずかしい。全然そんなつもりで書いてないのに受け手の解釈が乗っかって伝わったりする。

たとえば純粋に質問しているだけなのに責められているように感じる人もいるし、感謝を伝えたつもりが煽りや嫌味と捉えられることもありうる。

そもそもチャット以前の関係性の問題として対処すべきこともあるし、受け手の人となりや状況を完全に理解することもできないのであまり気にしすぎても仕方ない。一方で、自分の経験上解釈ズレが起きやすい表現は明確にあって、自分はそれらを"禁止"するマイルールを作っている。誰でもできるチャットコミュニケーションの工夫の一つとして雑にまとめておく。

あー / えっと

  • 「あー (そうじゃなくて)」とか「えっと (理解できないみたいだからどう言おうかな)」みたいな感じで相手に非があるという印象で伝わることもある
  • じっくり考えられるチャットでこれらを書く必要もないので使わない方が無難
  • ファブル構文的に使うのはいいと思う────

...

  • 「...」だけ書くと呆れや言葉を失っているような印象で煽っているように捉えられることもある
  • 文末や文頭にも入れても特にプラスになることはないので使わない方が無難

前にも言いましたが

  • 相手のせいにして責めていると捉えられるだけで何のプラスにもならない表現なので使わない
  • どうしても言いたいなら「以前のこの件にもつながるところで」みたいな感じで変換する

なんですが。 / なんですけど。

  • 否定形で止めると、「〜なんですが (何か文句ありますか)。」みたいな感じでなんだか攻撃的な印象を与えてしまうので使わない
  • こういう表現は、後に続く言葉を明確にするか前後を逆にすることでたいてい言い換えられる

🤔 :thinking_face:

  • 「何言ってるんだ?」「意味不明」と言われているように捉える人も一定いるので使わない
  • 純粋に「考え中 (thinking)」という意味で使ったとしても、受け手がネガティブに捉えてしまうリスクがある
  • 文中でもリアクションでも使わず、考え中を示したい時は他のカスタム絵文字を使っている

ルール自体は何でもいい。あくまでこれは自分の一例でしかない。逆に自分が使われてもどうとも思わない。

大事なのは、チャットコミュニケーションはスキルであって誰でも工夫すれば向上できるということである。機械的なルールを決めることで、スキルレベルを一定までは底上げできる。ルール化すれば頭を使わずに済むし、一時の感情の浮き沈みで伝え方をミスることも減る。ある程度までの上手下手は、工夫をしているかどうかだけの違いでしかない。あまりにチャットコミュニケーションが下手な人は、不向きや苦手とかではなくて単に工夫と鍛錬が足りない。チャットコミュニケーションの質を一定に保つ工夫をしよう。プロとして────

禁止ワードを決める以外だと、emojiを気持ち2倍くらいの量使う、文末に感嘆符をつける、冒頭に ありがとう or ごめんなさい をつけられる時はつける、くらいを徹底しておけばいいんじゃないかな。

あとは、チャットコミュニケーション以外の場で一回顔合わせておくとかそういうのがなんだかんだ大事。チャットコミュニケーションをチャット内だけで何とかするのは所詮小手先の工夫でしかないのだ。