Konifar's ZATSU

私はのび太の味方じゃないわ、悪の敵よ

自分の立場や役割を宣言してから話す

仕事で何か意見を言う時に、"いま自分がどういう立場や役割で話そうとしているか"を宣言するとチョットだけ話しやすくなる。このあたりの話を雑に書いておきたい。


チーム、職種、職責の違いによって、同じ発言でも捉えられ方が変わってしまったり、受け入れられなかったりすることがある。

あるいは逆に、マネージャーやリーダーが意見を言うとその意見が"正"だという雰囲気になってしまったりすることもある。経験がある人はわかると思うが、これは結構やりづらい。かといって、あえて発言を控えるのもよくないし悩ましい。
そういう時に、「マネージャーではなくて自分もいちメンバーとして話すと〜」のような感じで切り出すと少しやりやすくなる。

チームメンバーでも同じ。たとえば「実際に開発するエンジニアの立場としてちょっと現実的なことを言うと〜」みたいな感じで話すと、いち個人の懸念というよりは役割を全うしようとして出てきた意見だということが伝わって建設的な議論に進みやすい。

「これは友人としての意見と思って聞いてほしいんだけど〜」、「これはマネージャーの立場としてフィードバックさせてください」、「経営の中で一番開発をしてきた立場としては〜」みたいなのもそう。役割や立場を最初に宣言することで聞く側もモードを切り替えてくれるし、自分自身も気持ちを切り替えて伝えやすくなる感覚がある。

新しい組織に入った時とかも、「先入観のない意見を言える立場として、ちょっとだけいいですか」みたいな感じで宣言すると意見を出しやすくなったりもするかもしれない。

「そんなんあえて明確にするのめんどいし必要ないやろ」という意見もあるかもしれない。わかる。わかるんだけど、自分の経験上はこういう枕詞を入れたほうが余計な感情の摩擦を減らせるし、意見自体も齟齬なく伝わる。まあやっといてもいいんじゃないかな。

正直に言えば、いちいちそういう宣言をしないと話しにくいと感じてしまうこと自体になんというか少し寂しい気持ちになったりもしなくはない。けど今のところ最適な動き方だとは思っているので、意識しなくてもできるようになるまで慣れていくほうがいいかなと考えている。