Konifar's ZATSU

私はのび太の味方じゃないわ、悪の敵よ

どういうデザイナーとだと仕事しやすいか

デザイナーさんと昼飯を食っていたら急に「どういうデザイナーとだと仕事しやすいですか?」と聞かれ、しばらく考えて色々話したけれどいい感じに伝えられなかったのでここに書き出しておきたい。

先に言っておくと、これはデザイナーさんの良し悪しの話ではなく、あくまで自分の経験的にこういうことを意識してくれていると楽だったなーやりやすかったなーという感想でしかない。人によって仕事のスタイルが違うのは当たり前だし、やり方を強要するつもりはない。ただ、お互いにこういう振る舞いだと仕事しやすいというのを伝え合うのは大事だと思うので、あくまでこういう風に考える開発者もいるんだなぁくらいにとらえてもらうのがいいのかもしれない。

  • 1回目に見せるラフを作るまでがとにかく速い
  • 人に見せる時に、今の完成度やどういう粒度のフィードバックを期待してるかを先に伝えられる
  • 何かフィードバックを受けた時に、なぜ自分がそうしたかを論理的に説明できる
  • 目的を常に意識している
  • ビジネス的な諸事情は考慮しつつも、デザイン上ここは譲れないというところははっきり主張する
  • 実装コストを意識しすぎないでデザインしてくれる。最初に出してくれるデザインはエゴの塊であってほしい。その上で各プラットフォームの実装に精通したエンジニアと落とし所を探る方がやりやすい
  • 譲れるポイントと譲れないポイントが明確に伝えられる
  • 何か言われてもそのまま受け取らず、意見を整理する時間を要求する
  • シンボル化、命名規則などにもこだわりがある
  • 理想はこうしたいということを伝えつつ、落とし所もいくつか考えている
  • 絵がないと判断しかねる時に何パターンか叩きを用意してくれる

書き出してみたけど、デザイナーさんのやること多いし大変。お互いに歩みよってリスペクトしていきたい。