会社のカジュアル面談に来てくれた方と話すと、自分自身考えさせられたり意見を交わして理解が深まったりする。
自分が以前に聞かれて特に面白かった質問を雑にいくつか書き出してみる。会話の中で出てきた質問なので、このままストレートに聞かれたわけではない。
いま楽しいとしんどいの割合はどのくらいですか
- EMをやっていた時で、しんどいが7くらいで答えたと思う
- 割合を答えるだけなので答えやすく、それに対してどう感じているかといった深堀った話もできて面白かった
- もちろん楽しい割合が多いのも素晴らしいのだけれど、ある程度しんどさもあるのが常だし真っ当だと思っていてリアルなところを聞けるいい質問だと思う
自分が入るであろうチームで一番大きい課題は何ですか
- 当時解決してほしい課題は明確にいくつかあったものの、実は"一番"大きい課題と聞かれるとバシッと答えられなかった
- 話していく中でこういうところが一番ですかねみたいな話ができて壁打ちみたいな感じになっていた
- 入ったとしたらどういうことを期待されるのかをすり合わせられるし、課題の解像度やチームの状況まで話せるよい質問だったと思う
活躍しているメンバーはどんな特徴がありますか
- だいぶ前だけど、聞かれた時は「あまり遠慮しない人」とか「変化を楽しめる人」とか答えた気がする
- 最初は具体的な話をした上で、話しながら抽象的な共通点を見出していった感じ。バリューや評価などにも触れて話せる
- 会社やチームの雰囲気もなんとなく聞けるし、自身がマッチするかどうかも確認できるいい質問だと思う
退職したくなったことはありますか
- EMをやめてプレイヤーに戻ってからVPoEになった後だったので、「正直何度もあるが今は思ってない」と答えた気がする
- ない場合はどのあたりが気に入っているか、ある場合にはなぜ踏みとどまったかを話していくと、組織課題などにも深く突っ込んで聞くことができる
カジュアル面談は自分自身の考えも整理できて楽しい時間である。なるべく相手にとっても意味のある時間になるといいなと思っている。
こういう突っ込んだことを聞くきっかけになる質問を投げられる人はすごいなと思う。答える人によって回答は変わるし正解はない。他社の人にもぜひカジュアルに聞いてみたい。社内のメンバーにそのまま質問してどういう回答になるか聞いてみてもしれない。