11月なのに雪が降るということで、「明日はリモートかなぁ、けどリモートあんまり好きじゃないしなぁ」などと考えて萎えていたところ、ふと先日北海道で紅葉と積雪が重なった奇跡的な写真を見たのを思い出した。
東京でも同じような景色が見れるってことじゃんと思うと俄然テンションが上がってきて、寝る前には翌日新宿御苑に行くぞと心に決めていた。翌日の目的が決まっているというのはいいことである。
ということで、雪の中御苑に行ってきたので写真と感想を雑にまとめておく。
先に言っておくと、満足度はそこまで高くなかった。雪はほぼみぞれ状態であんまり積もってなかったし、森は水たまりだらけで靴に浸水してきたし、手はめっちゃ冷たくなったし、雪降るならもっと本気出せよと思った。
雪が積もっているように見える白い部分は、実はほぼ霜である。一人だったので、あの実装どうするかなぁと考えながらサクサクと霜を踏んで歩いていた。
紅葉樹の中ではもみじが一番好きなんだけど、まさに燃えるように赤く葉が色づいていて最高だった。雪は積もってなかったのでもともとの目的は達成できなかったが、まぁそれでもいいかと思った。
後ろを振り向くとドコモタワーが霞んでいてなんかいい感じだったんだけど、景色が冬すぎて寒くなってきたので足早に立ち去り、紅葉が綺麗なところを求めて歩いていった。この時点で、もはや雪+紅葉じゃなくてただ葉っぱの色づきを楽しむ人と化した。
いつも写真はスマホでしか撮らないが、ちゃんとしたカメラがあればもっと綺麗に撮れるんだろうなぁとか考えた。実際の色はこの写真とは比べ物にならないくらい綺麗だった。
この樹のあたりで、頭の中で少し実装指針がまとまった。散歩をするとなぜか考えがまとまりやすいというのは感覚値としてわりと正しい気がする。
外人が結構いた。というより客のほとんどが外人だった。
慣れないこともたまにならいいね、という感じで一人の外人に話しかけて
「どこから来たのか?」「フィンランドだ」「紅葉どう?」「完全に真っ赤。オーサム」「だよね」「君は学生か?」「いや、めっちゃ働いてる。今日もこれから仕事」「それはいいね」
みたいな話をした。
この写真を最後になぜかスマホが突然の死を迎えたので出社した。最初はあまりの理不尽さに舌打ちをしてしまったが、スマホのない状態で公園を歩くのもなかなかよかったので結果オーライだった。この頃には雪+紅葉のコラボレーションを楽しみにしていたことを半分忘れていた。
このあと出社してTwitter見てたら、紅葉と雪のTweetが回ってきて、そうそう俺が見たかったのはこういうやつなんだよ畜生!と思った。
東京でも紅葉と雪が一緒に見れるとは思わなかった pic.twitter.com/abGP3K8u2s
— この/23a!たまアリ (@16kono_cos) 2016年11月24日
とはいえ、まぁ紅葉自体綺麗だったしいっかと思える心の余裕を持てるようになったのは筋トレの効果だと信じたい。