「問題を "放置" しない」が口癖の同僚 が他によく言うフレーズとして、「犯人探しに興味はない」というのがある。
自分はこのフレーズが結構好きで、同僚が会議などで言っているのを見るとニヤッとしてしまう。
たとえば何か問題が見つかって原因を探っている時、あるいは意図せず誰かが責任を感じそうな雰囲気になったり言い淀んでいたりする時なんかに「"犯人探し" に興味はなくて、とにかくよくしていきたいんですよ」のように言ってくるのである。
最初は「すごいパンチの効いた表現を使う人だな」とギョッとしていたが、事あるごとに何度も言っているのを見ると「本当にそういうふうに切り替えて考える人なんだな」と思わされる。
お互いに過度に気をつかって発言の枕詞が増えてしまったり、あえて空気を読まない突っ込んだ議論をしにくくなったりするのをいちフレーズで避けられているようにも感じられて、とても助かっている。
たぶん意識的だと思うが、同じフレーズを何度も言うのは大事。ただ、なんとなく自分が同じフレーズをそのまま使うとよくないようにも思う。
こういうのはその人のバックグラウンドや年齢、声や雰囲気などが総合的に影響する。同じ言葉を自分がそのまま言っても印象がぜんぜん違ってくる。かなり "威圧的" に捉えられるかもしれないし、芝居じみていて周囲を白けさせることになるかもしれない。
自分が大事にしている価値観を人に伝えられる、かつ自分にマッチする "パンチライン" を見つけていきたいものだなと思った。