Konifar's ZATSU

私はのび太の味方じゃないわ、悪の敵よ

脳内リベンジマッチ

妻から「仕事でうまくコミュニケーションを取れなくて落ち込んだりイライラしたりしたときはどうしているか?」と聞かれてなかなか面白かった。

少し考えてから、「脳内で "リベンジマッチ" を繰り返している」という話をした。どういうことかを雑に書き留めておきたい。


小さいことも含めると、毎日何かしら「あの時にああ言えばよかった」、「こう振る舞えばよかった」、「もっとこう進めればよかった」といった反省がある。

たとえば「会議で自分が想定していた形で進められず、そうじゃないんだけどなあと感じつつもうまく軌道修正できないまままた仕切り直しになった」とか。わりとよくあるんじゃないかと思う。

仕事に限らず、自分が発信した内容で思ってもない反応をもらったとかもそう。なんとなくモヤモヤするけれど正解がなくて言語化もできず苦しくなる。

そういう時、「タイムリープしてそのシーンより前に戻れたらどうするか」を風呂やサウナ、散歩中にとにかく考えるようにしている。これを 脳内リベンジマッチ と呼んでいる。

妻からは「そんなことしたら思い出して余計にイライラするやろ」と言われた。たしかに中途半端にやったらそうなんだけど、少なくとも脳内では "勝てるまで" やっていると自分の場合はそうはならない。

「方向性をこう修正しておけばよかったかも」、「事前準備としてこれをやっておけばよかったかも」、「こう言われたらこう返せばよかったかも」みたいなのを想像して取り込んでみて、こうしておけばもう同じことにならないなと思えるトゥルーエンドを探すイメージ。不思議なことに、繰り返していると落ち込んだりイライラしたりしていた感情が落ち着いて穏やかになってくる。

脳内リベンジマッチでボコボコ (比喩) にして「よしこれで次は勝てるな」という状態になると、自分の落ち込みやイライラが消化されていくのである。

妻からは「そんなに簡単にいかんやろ。無限に広がってもういいやってなりそう」と言われた。それはそう。なかなか勝ち筋が見えなくていったんやめることもある。時間をおいて寝たり話したり本を読んだりしてからまた考えていると、そのうちリベンジできるようになる。長いと3ヶ月くらいかかることもある。

これを話した時の妻の反応を見ると、たぶん万人に再現性のあるやり方ではないのだと思う。むしろ当人の精神状態によっては逆効果なのかもしれない。

あくまで自分の場合は脳内でリベンジマッチを繰り返すことで気持ちが落ち着くし、結果として次につながる感じもしてよいというだけ。結局は人それぞれの消化の仕方を探るしかないのだと思う。

妻にとっては夜一緒に映画を見たり雑に話したりすることもひとつの方法らしく、まあそれはそうかもと思った。