誰かに何かを相談して共感してもらうと心が楽になる。
「わかる」、「あるある」、「それな」のような反応とともに一緒に考えてもらえる人がいるのは素晴らしい。社内の同期と雑談したり、社外のコミュニティの懇親会で話したりできるのはとても幸せなことである。
一方で、ちょっと"痛み止め"的なところもあるので用法用量には注意が必要。共感を得ると気持ちは楽になるが、それだけでは根本解決しないことも多い。本来は一人で向き合って深く解決を考えていかなければいけないのに、無意識に楽になるために人と話して安心してしまったりする。
自分もそうなることがあって、そういう時は新海誠監督が半年以上一人でひたすら絵コンテを描くという話を思い出して切り替えている。
意識して気分転換したり思考を広げたりするといった目的をもって話すのはいいと思う。話せるトモダチも必要。ただし人間強度は下がらないように気をつけねばならない。