Konifar's ZATSU

私はのび太の味方じゃないわ、悪の敵よ

本人と直接話す方がよい

何かを伝えたり聞いたりする時には本人と直接話す方がよい。当たり前っちゃ当たり前なのだが、意外とうまくできていないことも多いので最近特に強く意識するようにしている。

「どうなってるか分からなくてモヤモヤする」とか「あの発言や行動ってどういう意図なんだろう」とか、内に籠もって想像だけしているとロクなことがない。直接本人と話してみると実は何の問題もなかったなんてこともある。

ただ、直接話すのは簡単なようで難しい。話す側は感情のコントロールと言語化のスキルが要求される。聞く側のスタンスも重要で、これは話す側はコントロールできない領域なのでより難易度が上がる。話す側聞く側どちらかに負荷が偏ると相手のコミュニケーション能力のせいにして余計にめんどくさいことになってしまう。組織においては、直接話して物事を解決すること自体を推奨するといった工夫が必要かもしれない。また、ある程度はスキルトレーニングもあった方がよい。

直接話せばよいことに人を介すとノイズが増えて正確じゃなくなる。時には仲介が必要なこともあるが、基本的には当事者同士で話す方がよい。

自分が何かしら相談を受けた時、「ちょっと伝えてみますね」「それとなく聞いてみます」といった感じで第三者としてボールを持ってしまうことがあった。これは今はやらないようにしていて、基本的には「できれば直接話すのがいいと思う」「直接話しにくい理由があれば解消のためにサポートはする」といった形で接して本人同士で進めてもらうように意識をしている。

まあ本人と直接話せるような関係を作っておくのが一番難しいという話ではあるのだけれど、そういう関係を作るには直接話す方がよいというニワトリタマゴのような話である。