インターネッツの炎の元は、当人が面白いと思ったことが他の人から見たら面白くなかったみたいなケースが多い。
たとえばセロリが嫌いな人がいるとして「セロリ不味すぎるから燃やしたったw」みたいなことを言うと「セロリを無駄にするな」「農家に謝れ」「こういう奴が放火とかするんだよな」みたいなすごい論理のツッコミが入ったりするのだ。実は最初の方は内輪のメンツだけで「わかる、セロリは害」「ワロタw」みたいな反応だったりもするんだけど、インターネッツの広大な海に漂う多種多様な価値観に晒されて"殺伐"が始まる。「セロリは嫌い」と言うだけならこうはならない。好き嫌いは否めないからね。要は、余計なギャグを入れて袋叩きにあっているのだ。
内輪のノリが不快みたいな話に通じるのだけれど、結局これって育ってきた環境が違うから仕方ないと思ってる。自分は「そういうのを面白いと思う人もいるんだ〜」くらいにしか感じないが、不快に感じる人の気持ちはわからなくはない。何かを伝える時のちょっとした笑いはとても重要なんだけど用法用量には注意が必要。自分が何かを発信する時には、他の人が見てどう思うかをちゃんと考えたい。がんばってみるよ、やれるだけ。