Konifar's ZATSU

私はのび太の味方じゃないわ、悪の敵よ

何で成果を出したいかを共有して期待感の齟齬をなくす

zatsuというブログ名に恥じぬよう雑に考えを書いておく。

チームで働くときは自分がどこで成果を出そうと思っているかをちゃんと言語化して共有しておくとみんな幸せになりやすい。EMやPMなど、個々人が思い浮かべる役割のイメージが違う場合は特にやっておいたほうがよい(念のため書いておくと、いま一緒に働いている同僚氏にめっちゃ不満があって書きなぐっているとかではない)

仕事に限らず、ほとんどの人は気づかぬうちに他人に何かを期待していることが多い。一方的な期待に対して成果が足りないと感じるとストレスがたまり、それが積み重なると信頼関係が崩れていく。

あの人にはもっとこういうことしてほしいとか、私ならこうするのにとか、頭の中で勝手に期待して勝手に裏切られるのは不毛だ。イライラしている様子は相手に伝わるが、相手からするとなぜイライラしているかわからないことが多く、めんどくさい大人の関係が始まってしまう。

そういった期待感の齟齬にイライラしてるなと感じたら、すぐに相手に直接伝えるべきだ。ただ、イライラした状態だと理性的に言語化してコミュニケーションを取れない人もいる。つまり、そういった状態になってからでは遅いのだ。

防止策として、何で成果を出したいと思っているかを先に周囲に共有しておくとよい。期待感の齟齬にイライラする前に最初に潰しておくのだ。組織内で個人の目標設定をするフローがあるのであれば、その目標を公開しておくだけでも効果はあるかもしれない。

マネジメント層であれば、マネージャーという役割をどう捉えているかとか、何に責任を持って何に取り組むかといった話を文章にして共有するとか、すでにやっている人はたくさんいると思う。たとえば「組織のマネジメントはノータッチで、ひたすら技術的なリードをやる予定です」みたいにやることとやらないことを話しておくと、周りもそういうスタンスで接する心構えができるのでお互い楽になる。周囲からの期待の齟齬がなくなることで本来やるべきでない仕事を抱えることも減り、成果を出すべき仕事に集中できる。

ちなみに今の自分はどうかというと、ちゃんと伝えられていない気がする。あまり範囲を限定したくはないけれど、少なくともこの領域では120%の成果を出しますという話を来週にでもチーム内で共有しておこうと思う。

余談だが、自分が朝起きたときに猫のトイレ掃除をしなかったことが続いて、最近嫁氏の機嫌が悪い。これは自分が100%悪いのだけれど、こういうのも期待感の齟齬によるものなのかもしれない。