Konifar's ZATSU

私はのび太の味方じゃないわ、悪の敵よ

締切のない仕事を終わらせる方法

雑にまとめる。

締切のない仕事は仕事ではないという言葉がある。誰が言ったかは忘れたが、たしか偉い人が言ってた言葉だと思う。

締切がない仕事というのは、たしかに存在する。そんな仕事があるのは贅沢な会社かだらけた会社かのどちらかであるが、たまにそういう『やろうと思えば無限に時間をかけられる仕事』というのを見ることがある。

もちろん会社からすると無限に時間をかけていいわけはない。締切がないのではなく、明確じゃないだけなのだ。自分の経験だが、締切が明確じゃない仕事をうまく進められない人のほうが多い。要はだらけるのだ。特に100点症候群あるいは恐怖症の人はいつのまにかすごく時間をかけてしまいがちだ。

ビジネスマンなら当事者意識を持ってキッチリ線を引いて終わらせろよという話なのだが、皆が皆そううまくやれるわけではない。特にチームでの仕事の場合はやっかいで、責任者が明確でないと集団心理が働いてダラダラしてしまう。

これを防ぐ方法は簡単で、締切を作ることだ。それも、逃げられない締切を作るのだ。極端な例だが、社長に説明する場を押さえられたらさすがに準備してその日までに終わらせるはずだ。第三者を巻き込むことで、やらざるを得ない状況を作る。殆どの人は、自分を律することができないので外圧に頼るしかない。「やっていき」と言う人の9割は自分でやることができない。

「もっと議論したい」「もっと完成度をあげたい」わかる、わかるよ。けど伸ばすとさらに期待値も上がるよ。アイツ最近なにやってんだっけ?と思われてるような気がしながら仕事するほうがつらいよ。意外と何とかなるからまずは細かく締切を設定すべきだ。思い描くほどかっこよくはならないかもしれたいが精神的にも楽になるし、確実に成果が出せる。

厄介なのは、その第三者巻き込み手法でさえもだんだんダレてくることだ。今の俺がそうなんだが、やらかさない程度にこなすようになってくる。こうなったらもう言い訳を考えるだけのクズになってしまいよくない。だがそれでも、締切を設定しないよりは全然マシだ。

締切のない仕事を終わらせたいなら締切を自分で設定して逃げられないようにする。緊張感を自分で持てない奴はそうするしかないと思う。がんばろう