WEB+DB vol95に『Androidアプリの国際化』という記事を書いた。
WEB+DBに『Androidアプリの国際化』という記事をかいたhttps://t.co/PUuUmvC2CY
— こにふぁー (@konifar) 2016年10月21日
商業誌に書くことの何がいいって、親や嫁氏にとってもわかりやすく喜んでもらえるところかもしれない pic.twitter.com/Y8ywWnk6HV
で、Facebookに「書いたぞ」とポストしたら新卒の時の上司からいいねがついた。その瞬間に、WEB+DB Pressを初めて知った時のことを思い出した。
新卒の時の自分はコードを書いたことがない素人で、ヒィヒィ言いながらJavaのキャッチアップをしていた。
当時マネージャーだったその上司は、お世辞にもマネジメントが上手とは言えない人だったのだけれど、部署の中でも技術力はずば抜けていて皆に信頼されていた。その人は自分のタスクマネジメントも少し苦手だったようで、週に3〜4日くらいは会社に泊まっていて、自分が朝8時くらいに出社したら「こにふぁー、おはよう」、「おはようございます」と挨拶を交わしながら両拳をこつんと合わせるのが日常となっていた。
ある日、自分が出社すると珍しくその上司がすでに起きていて、椅子にもたれて雑誌を読んでいた。
「おはようございます」
「お、おはよう」
といつものように両拳を合わせてから
「それ何ですか?」
「ん?WEB+DB Pressっていう技術雑誌」
「DBの本なんですか?」
「いや、色々だね」
「へえ、面白いんですか?」
「うーん、まぁ面白いよ」
「なるほど、自分には難しそうですね」
「いやぁ、自分もわからないこと多いよ」
「マジですか、上司さんにもそんなことがあるんですか」
「こういうのは普段から読んでおくのが大事なんだよ。浅く知っておくといつか役に立つことがあるから」
「なるほど」
みたいな何気ない会話をした。これがWEB+DB Pressを認識した最初の思い出だったことを思い出した。
それから何年か経って、自分がその時の雑誌に記事を書いていて、当時の上司からリアクションがあったという事実に気づいてすごくしみじみした。
何かアウトプットしたとき、昔の上司からの反応が何気にかなり嬉しかったりする
— こにふぁー (@konifar) 2016年10月21日
Facebookにポストしたら、自分が社会人3年目くらいの時に新卒研修担当した後輩が感慨深いことを言っていたので追記。