意思決定できる人は進める手順の型みたいなものを持っているように見える。逆に意思決定が遅かったりできなかったりする人は、進めるときに型のうちの何かが欠けているのかもしれない。
体系化された話は書籍で語られつくされているとは思うが、思考整理のために雑にまとめてみる。
- 最後は決めるだけだという考えを持つ
- 目的や満たしたいことを明確にする
- 最終的な決め方や期日を明確にする
- 選択肢を広げて考える
- 今は意思決定しない、という意思決定も選択肢に入れる
- 意思決定の軸を明確にする
- 軸をもとに定量/定性データを集める
- 軸をもとに選択肢を評価する
- 自分はこうしたいという"推し"を決めてたたき台にする
- ここまでの話をドキュメントにしている
- ここまでのプロセスに時間をかけない
- 意見を聞く人を見定めてフィードバックをもらう
- 最初に明確にした決め方で意思決定する
- 意思決定できない場合は決め方と期日と意思決定軸を再定義する
- 決定打にかける議論が続く時は自分はこうすべきと思う意見を出して対案を引き出す
- 意思決定したことをドキュメントに残す
- 意思決定したことを正解にするべくトライアンドエラーを高速でまわす
何かを決めて押し進めるのが苦手という人は型のチェックリストを作って何かが足りてないか確認してみるといいかもしれない。特に、選択肢を洗い出したり意思決定軸を整理したり自分の意志を込めたたたき台を作ったりする部分はできていないことが多い印象ある。
意思決定の数だけ強くなる。ある程度の課題抽象度までは、型を練習して身体に染み込ませることで何とかなると思う。 まあ最後はパワーとパッションと忍耐も大事なので頑張ろう。現場からは以上です。