一日一善という感じで毎日ちょっとずつI/Oのキャッチアップをしていて、今日はSlicesのCodelabをやってみた。
Codelabめっちゃ簡潔で、ゆっくりやっても40分くらいで終わると思う。ところどころコードが間違ってたりするのはご愛嬌。
概要はCodelabをやればだいたいわかると思うのですごい雑にまとめると、アプリのコンポーネントを外部のアプリやNotificationなんかから簡単に呼び出せるようにする仕組みだった。UIつきのAPIみたいな感じ。
やってみたらわかるけど、これはかなり激アツである。今までSDKにして切り出して組み込んでもらわないといけなかった部分が、コンポーネントに紐づくURLを作るだけで外部から使えるようになる。
今所属しているKyashのアプリとかなり親和性高いなと思った。Googleアプリの検索結果にも表示されるようになるので、例えば「kyash konifar 送金 100円」とか売ったらKyashの送金コンポーネントが出てきて、ワンタップで送金とかできるんじゃないかなーと思った。もちろんUIのカスタマイズや認証あたりはもっとちゃんと調べないといけないけど、あそこで使えそうみたいなアイデアはめっちゃ出てきそう。
Codelabでは adb install -r -t slice-viewer.apk
でインストールした slice-viewer.apk を使って sliceの表示確認をする。
Getting started | Android Developers
まだ調べられていないこととして、提供されたSliceを組み込む方はどんな感じで実装するのかなということだ。 SliceViewというのがあるみたいなのでそんなに大変ではないだろうけど、シームレスな体験を提供できるのかというのは調査しておきたい。
何が言いたいかというと、とにかくアツそうな機能だったということだ。Google I/OのAndroid関連の発表はたしかにいっぱいあったけど、開発者にとって嬉しいツールやコンポーネントの更新が多くて、ユーザーにとってガツンとわかりやすい価値を提供できるもの意外と少ないなーと思っていた*1。そんな中で、Slicesは使いどころによってはすごく体験が変わるいいアップデートだと思うし、みんなSlices対応しまくってカオスで面白い感じになってほしい。
*1:AIはすごかった