Konifar's ZATSU

私はのび太の味方じゃないわ、悪の敵よ

Twitterを利用したエンジニアスカウト

雑にまとめる。

これは自分の感想でしかないのだけれど、エンジニアの不満というのはTwitterにこぼれやすい。 それ自体が良い/悪いという議論はあるが、自分の置かれている環境をどうしようもできないという辛さがネット上に溢れてしまうことを第三者目線から責めることは酷である。

すごく言い方は悪いが、そういう不満がありそうなエンジニアというのは、人材を欲している人事にとっては狙い目である。 SNSに愚痴をこぼすような人は不安という意見もあるかもしれない。しかし自分の周りで辛そうな人たちはもう十二分に努力をした上で絶望しているということが多い。場所を変えれば生き生きしだすということは多分にありうる。

エンジニアを探している人事の人は、イケてるエンジニアをフォローしておくべきだ。そして重要なのは、決して人事から声をかけないということだ。人事から声をかけるのではなく、エンジニアから声をかけてもらった方が絶対に良いと思う。もしそれなりに目立つエンジニアが社内にいるならなおさらだ。すぐに転職する気がなかったとしても、あの人から声をかけられたなら少し話を聞いてみようかなという気持ちになるかもしれない。

もちろん声の掛け方やタイミングはよく考える必要があるし、辛いエンジニアがちゃんと判断できるようにマッチングの材料をきちんと提供しなければならない。あくまで、最初の取っ掛かりとしてTwitterをウォッチしておいて、社内のエンジニアを介してスカウトするというプロセスは割と有効なのではないかという話である。

まあやりすぎるとウザいし気持ち悪いのでバランスが重要。伝える順番は①あなたを知っている/気になっている②辛いなら少し考えてみて、という感じでやんわりと伝えるのがいいかもしれない。あと、誰かれ構わず声をかけるナンパもやめた方がいい。あくまで"あなた"が欲しいのだということを、異性への告白のように真摯に伝えるべきだ。