Konifar's ZATSU

私はのび太の味方じゃないわ、悪の敵よ

デジタル画入門9日目 : 色を塗ってみた

色を塗ってみた。想像の3倍くらい時間がかかってしまう。大変である。 気がつくと塗り絵みたいにべたっと塗ってしまうんだけれど、もっと光源を意識して塗らないところを決めた方がいいのだろう。デジタル画の場合、後から簡単に消せるのが素晴らしい。逆にそれに頼りすぎて時々雑に塗ってしまうことがあるので気をつけなければならない。

なんだかのっぺりした絵になってしまっているが、ローライトとハイライトを載せて影をつければ雰囲気が変わるのだろうか。もう少し試行錯誤してみる。

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技術的にも工数的にもできるけど歯切れが悪い返事をしてしまった

会社で微妙な返事をしてしまって、しかもその気持ちをうまく伝えきれなかったので雑にまとめておく。

何が起きたかというと、技術的にも工数的にも何も問題ない機能なんだけど「うーん、それ今やるのかぁ」みたいな気持ちが拭えず微妙な返事をして結論を出しにくい空気にしてしまったのだった(完)

コードを書く人がこういう反応をすると、デザイナーさんやビジネスのメンバーは対応に困ると思う。仕事に限らず、誰かに何かをしてもらうときには相手に納得してもらった上でやってもらいたい。その方がお互いに幸せなのは間違いない。

今回の話でいえば、「やる・やらないで言えばやった方がいい」というのは間違いなかった。問題なのは、「テストも含めると意外と時間がかかる改善になりそう」ということだ。といっても、1週間もあればできる話だった。

人によると思うけど、自分がそういうときに考えるのは「そのコストを払った分ユーザーか会社にメリットがあるんだっけ?」ということだ。目的がわからないくらいのケースは「それやる意味あるんでしたっけ?」で終わりなんだけど、「目的から言ってもやる意味はある。けどそれを今やるんだっけ?」と優先順位が絡んでくると悩ましい。コードを書く人が「うーん。。。」と歯切れが悪い返事をしていた時はそういうなんとも言えない状況のこともあるんじゃないかな。単純になんかやりたくないという人もいるかもしれないけど。

今回の件で言えば、全然やりたくないわけではない。絶対にいつかはやった方がいいという話だった。すでに議論が進んでやることが決まった状態で、理想と現実をみながら自分の考えをいい感じに言語化ができなかったというだけだ。

やること自体には納得している場合に結論を出すために必要なのは、優先度落ちした他の選択肢の提示と定量的なデータの開示だと思う。「そのコスト払うくらいならこっちやった方がいいんじゃないですか?」という意見が出たときは、正解じゃなくてもいいので論理的な説明を求められているのだ。「あーそれこう思ったからこっちを優先したんですよね」という説明があればまずはよい。

その上で「うーん、あんまり納得できないですね」みたいな感じになった時は、もう定量的なデータを見せるしかない。定量的なデータがない場合、もう気持ちで決めるしかない。まあそれでもいいんだけどね。そうなったら覚悟を決めるだけだ。

だいぶ抽象的な話になってしまった。まあ結論が出ず議論ばかりして何もやらないのが一番最悪なので、今回決まった内容はとにかく最速で作る所存である。

追記

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デジタル画入門8日目 : 背景をかいた

背景をかいた。 Procreateだと線をかいたあとでそのままペンをのせていると直線をひけることがわかった。すごい。定規がいらない。

なんだか何を書いてもダサい背景になる気がして何度も書き直してしまった。少し時間が経ってから見返してみるとすごくちゃっちく感じるが、今の自分はこのレベルなのだろう。締め切りもあるしここで妥協して色ぬりに入らなければならない。やっていくぞ

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デジタル画入門7日目 : 線画がだいたい終わった

メインの女の子の線画がかけた。慣れている人なら10分くらいでこういう線画はかいてしまうのだろう。

手と髪の毛なかなか決まらず何度も書き直してしまった。書き直す上で、デジタル画は素晴らしい。例えば髪の毛だけ書き直したい場合、髪の毛の部分だけレイヤーをわけておけば、すぐにやり直すことができる。git commitとgit resetのようなものだ。うまくかけたらレイヤーを結合(git merge)してもよいが、おそらく分けたままにしておいた方がなにかとよいのだろう。

色塗りもなかなか難航しそうだが、はやく可愛い表紙を仕上げて原稿に集中したい。がんばるぞい。

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質問の目的と礼儀のバランス

コインチェックの会見中、記者の質問が下手くそすぎるという意見をよく見る。わかる。まあ記者さんの仕事も個人もよく知らないのであんまり悪く言える立場でもないのだけれど「ああ友達にはなれなそうだな、近寄りたくないな」とは思う。

悪いと思うものを悪いとだけ言っていてもあまり生産的ではないので、じゃあ逆に上手な質問というのはどういうものなのかと考えてみたい。言い換えれば、「自分が記者だったらどういう質問をするのか」という話を抽象度をあげて雑に考えてみるといいかもね、ということだ。

自分の中ではある程度答えがあって、「目的が明確な内容を最低限の礼儀を払って聞く質問」がいい質問だと思う。

目的が明確というのはその言葉のとおりで、「あ、この人はこういうことを知りたくて聞いてるんだな」と相手にも伝わりやすい質問。相手が答えやすいということではない。コンテキストが絡むのでむずかしいんだけど、自分がどういう目的で質問するのかということを矛盾がないようにしておこうということだ。

極論をいえば、「恥をかかせてやろう」みたいな目的であれば意地悪な質問の仕方をしてもいいんじゃないかな。けどさ、「被害者のために」とかいうなら相手にも答えやすい内容や聞き方を意識した方がいいよね。糾弾したいのか、皆が聞きたいことを引き出したいのかはっきりさせたほうがいい。目的が矛盾してるように見えると「あ、この人質問下手だな」と思うのかもしれない。

記者さんが「私も友人も3億円くらい損しました!なので今日は徹底的に怒りをぶつけつつ質問します!」みたいな枕詞を置いて質問するなら、どんな罵声を浴びせようが筋は通ってるなと思う。

仮に正義感たっぷりに本当に被害者のことを考えて質問する場合、その方法については2つめの要素が関係してくる。最低限の礼儀を払えという話だ。

普通に質問したら聞き出せないんだよ、と言われるかもしれないね。まあ仕事だからあんまり感情移入するのもよくないけどさ、人としての美学というか、そういうものは忘れてはいけないと思う。何より、相手を悲しくさせたり怒らせたりしたら本当に知りたい情報を引き出せないと思うんだよな。誰も幸せにならないよね。目的は常に胸におきつつも、質問の方法は礼儀の範囲で取捨選択する必要がある。

他にもちゃんと下調べしようとか短く伝えようとか細かい話でいえばたくさんあるとは思う。けど大事なのは、質問する前に目的に矛盾がないかをよく考えた上で目的を達成するための質問の内容を考えて、聞き方に関しては最低限の礼儀を欠いていていないか見直そうというところだと思う。

なんだか小学生で習うような話になってきた。けど、このあたりを考えられてないように見えるから質問が下手くそと言われちゃうんだと思うんだよ。みんななかよく!

デジタル画入門6日目 : 線画の下書きができた

ようやく線画の下書きくらいのものができた。

線の太さや角度など、ちょっとした違いで全然雰囲気が変わってしまう。しかしデジタル画は戻るボタンですぐに戻せるし、消しゴムを使えば紙が汚くなることなくきっちり消えるしすごい。最高というしかない。

髪の毛がうまくかけない。あまり濃くしてしまうとヘルメットみたいになって可愛くないし、どうすればいいのか。手も難しい。手は本当に絵の上手下手がはっきり出るのだなと思った。色々な構図から書きまくって練習しなければならないのだろう。

簡単にズームできるのは本当に便利で、iPadだと直感的に操作できるし最高だなと思った。色塗るところまでいけば形になってくると思うので頑張りたい。あとタイトルのフォントも決めないとな。

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誰かと自分を比較しすぎると幸せ度が下がる

人と自分を比べすぎるとよくないよなと思っていて、そのへんの話を雑に書いておこうと思う。

大事なのは、比較しすぎるのがよくないということだ。たまに比較して自分の立ち位置を相対的に確認するのはいい。やりすぎは禁物だということだ。

無知だからこその幸せというものもある。たとえそれが井の中の蛙であっても、自分が幸せだと感じているならそれが一番なのだ。

目標ならいいけど、自分の努力じゃすぐにはどうにもならなかったり、運の要素が強かったりすることを比較すると精神衛生上よくない。

例を出そう。自分の年収にまあまあ満足していた気がするのに、他の同じような人がプラス200万円もらってたと知ったらどうだろうか。なんだか悲しくならないだろうか。

まあそこから転職や起業を志すならいいだろう。素晴らしい。しかし、もしそうでないから、悶々とした気持ちを抱えたまま仕事をするのはしんどいよ。自分の相対的位置を知るときには、その後のアクションもセットで考えて覚悟を決めた方がいい。要は、比較してどうするの?ってことだ。そうしないと、誰かと自分を無駄に比較して消耗することになる。なんなら知らないほうがいいことも多い。

ただ全体像を知りたかっただけ、という純粋な興味ならよいと思う。しかし人間そんなに純粋ではない。無意識のうちに心がざわざわしてしまうのは当たり前だろう。余談だが、自分はそういう人間らしい人がとても好きだ。

やはり最強なのは我が道を行くことだ。誰かと自分を比較するのではなく、あくまで自分の理想と比較するのだ。ロールモデルを作ってもいいが、自分の理想に落とし込んでから比較した方がいい。誰かと比べるかぎり上には上がいて、上昇志向には限りがない。だからこそ、刃牙にはピクルや昆虫や宮本武蔵が出てきたのだ。

安易に誰かと自分を比較すると幸せ度が下がるので注意が必要だ。とか言いながら、自分はいろいろと比較してしまって自分のできなさに悲しくなることが多いのだけれど。