Konifar's ZATSU

私はのび太の味方じゃないわ、悪の敵よ

デジタル画入門5日目 : 表紙の構図を決める

表紙の構図を決めた。

齋藤飛鳥さんが片膝立ててるポーズがあまりに可愛かったので真似することにした。

可愛い女の子の顔をドアップでかきたい気持ちもあるが、ドアップに耐えられるクオリティの表紙に仕上げられるか自身がなかったので体全体を写す感じにした。

Fuchsiaの花を壁の落書きとしてかいて、それが羽根みたいに見えるようにしてみた。最初は髪飾りとして花をつけようかと思ったのだが、想像以上にださかったのでやめた。服をもっと細かくかきたいが、いかんせん想像力がなく可愛い服をかけない。そのため、嫁氏の女性誌を読んでキャッチアップをしている。

今日なんとか線画まで仕上げたい。

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デジタル画入門3日目

デッサンをちゃんと勉強している人からすると違和感だらけなのだろうが、見よう見まねで線画を描いてみることにした。そろそろ表紙の構図を決めないと間に合わないと思ったからだ。

林檎とFuchsiaの花とDroidくんは入れたかった。あとで消せると思うとどうしても雑に線を描いてしまって全体がぼんやりしてしまうのなんとかしたい。眼の色をFuchsiaの花の色にしたらいいかもしれない。明日色を塗ってみることにする。

人物のポージングに関しては、せっかくの同人誌だからもっと可愛い感じにしたい。肩の位置や顔の傾きなど細部が可愛いを作るのだろうか。よくわからない。あと、適当に隠してる部分もしっかり書かないといけない。想像でかけないので何か女性誌を参考にしたらいいのかもしれない。

そういえば、こんかい手の位置をレイヤーのコピー + ドラッグで変えてみた。これぞデジタルという感じで感動した。

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デジタル画入門2日目

なかなかうまくかけない。このペースで果たして技術書典に間に合うのだろうか。原稿も書かなければならないというのに。

いまだに下書きの下書きくらいのものしかかけない。質感のある下塗りをするにはアーティスティックブラシのガッシュを使うのがよさそうだった。

色を決めるのが難しくて、最初はいいなとおもった肌の色もあとで見てみるとくすんで見えてしまう。ローライト、ハイライトも明らかに「塗った」という感じになってしまう。むずかしい。絵師さんは本当にすごい。

Appleのメタファーとして林檎を表紙に載せたいと思ってたので描いてみたが、まあうまくかけない。ブラシをもう少し色々つかってみる必要がある。

まずは下書きではなく一枚試行錯誤しながら最後まで仕上げてみないとダメそう。明日やろう。

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デジタル画を始めた

技術書典の表紙をかくためにデジタル画をやってみることにした。

アナログでかいてスキャンしてもいいのだが、もともとデジタル画に興味があったので物は試しとやってみた。

最初はペンタブでやってみようと思ったのだが、ペン先と描かれるディスプレイが離れている感覚に慣れず、このままでは締め切りに間に合わないのではないかと思い断念。同僚のデザイナー氏にiPadでやってみたらどうかと言われ、iPadを借りてスタイラスペンを買ってきた。

Procreateというアプリを使ってみたが、操作も直感的で素晴らしいなと思った。何より、機能が多すぎないのがよい。限定された選択肢の中で組み合わせてかく方がやりやすいと思った。ブラシというのを初めて知ったが、髪の毛をシャシャシャとかけてすごかった。ペイントで下塗りすると塗りがベタ塗りみたいになってしまうので、他にも色々ブラシを試してみるといいのかもしれない。コピックや色鉛筆で色を載せたような、粒子がちょっと残るような雰囲気が出せるといいなと思う。感覚的には工夫すればできそうな感じがした。

締め切りまで時間がなく、アウトプット駆動でやっていかないと間に合わなそうなので毎日練習でかいてあげていくことにする。果たして自分がかきたい表紙がかけるのだろうか。がんばるぞい

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登壇前の前座の必要性について

先日DroidKaigiで登壇したのだが、緊張して胃がキリキリしていた。人前で話すのは、何度やってもなかなか慣れるものではない。

中でも緊張のピークは、自分のセッションの直前の数分である。

めちゃくちゃ静かなのだ。緊張が張り詰めているのだ。この状態で話し始めたらどう考えても最初から最後まで空気がヤバくなる、そんな予感がするのだ。

どうしようかと思っていたところへ、主催のmhidakaさんが「イェーイ!!!」と言いながら入ってきて、2人でちょっとした小噺をすることになった。「いやぁ、iOSの審査大変だったね」「ほんとですよ。なんで1万円も払ってこんな目に合わないといかんのかって話ですよ」などと適当に話しているうちに、会場内の空気が和らいでいくのを感じた。とてもとても感謝している。

思うに、登壇の空気感というのは登壇前の方が作りやすいのだ。スライドの中でも緩急をつけたりちょっとした笑いポイントを入れたりしている人は多いと思うが、最初に固まった空気を登壇中にほぐしていくのはなかなか難しい。盛り上がるはずのポイントで反応がなくて焦った経験はないだろうか?観客も別に盛り上がってないわけではないのだ。その場の空気が反応しにくくしているのである。

例えるなら、お笑いのようなものだ。どんなに面白い芸人さんであっても、「今日のお客さんは固かったねー」と後で振り返ることがあるらしい。盛り上がるには空気を作る必要がある。最初に場を温めておかないと観客も反応しづらい。お笑いの前座が事前にテンションをあげて観客を賑わせ空気をほぐすように、登壇前にもちょっとした前座があった方がいいのではないか。DroidKaigi中にもgfxさんは司会としてちょっとした話をして盛り上げていたらしい。そういうのが登壇前にあると空気が変わるのだ。

Techカンファレンスでそんなの求めてねえんだよ、ただただしっかりした知見を黙々と吸えればいいんだという人もいると思う。正論である。お笑いという例が悪かったかもしれない。前座とまで行かなくとも、静かな時間にちょっとした音楽をかけたりするだけでも違うと思う。

何が言いたいかというと、緊張した空気を登壇中にほぐしていくのは難しいということだ。話を聞く側の立場だと内容が重要であって空気は関係ないように思えるかもしれないが、登壇者からすると場の温かさは話しやすさに大きく影響するのでめちゃくちゃ重要である。登壇中の緊張を和らげるには、登壇直前の時間にちょっとしたコミュニケーションをとって工夫する方がいいのかもしれない。

自分は発表中カミカミだったし話すのも上手くないので本質的にはスキルを上げていこうなという話はもちろんある。それはそれとして、登壇中より登壇前に空気を変えるほうが楽だよねという話。もちろん、自分でやるにしても別の人がやるにしても個人の属性に依存するのでかなり難しいとは思うのだけれどね。現実問題として登壇者以外の誰かに前座をやってもらうのはハードル高すぎるとは思うけど、まぁ音楽かけたり登壇者本人が少し小話をしたりするだけでだいぶリラックスできると思う。

話は逸れるが、最近バーチャルユーチューバーの輝夜月にハマってしまった。自分でもまさかと思ったがハマってしまった。バーチャルユーチューバーは最初の挨拶のルーティーンが決まっている。輝夜月の場合は「おはよおおおおおおおおお!!!!」だ。こういう最初のルーティーンで「始まったな」という空気を作っているのは本当にすごいと思う。こういうのはその人の性格に依存するので、自分が登壇で真似をしたら爆死する可能性が99%なのだけれども、学ぶべきところがあるなと思った。

つらさと達成感の等価交換

「ぜんぜん進捗が出せない、つらい」とぼやいていたら、嫁氏が不思議な顔をしていた。

「毎回言っているね」「なんで仕事以外の締切を作るのか」と嫁氏が言うので、「毎回日にちが近くなるにつれて後悔するんだけど、終わった時にはやってよかったなと思うんだよ」と返したら、 「毎回毎回つらい死にたいって言ってるし、やってよかったくらいの感想じゃ全然等価交換じゃないじゃんww」と笑われ、ハッとした。

たしかに定量的に考えてはいなかったが、何かをチャレンジした時のつらさと達成感は、つらさの方が大きくなっていることもあるのではないだろうか。死にかけたあとで強くなるサイヤ人のようなイメージを持っていたが、実は二郎を食って吐きそうになったにも関わらずまた二郎を食いたくなっているように、ただつらさを忘れてしまっているだけなのではないだろうか。

そもそもつらくならないように計画的にやれという正論は置いておいて、色々と考えさせられてしまった。がんばろう。