Konifar's ZATSU

私はのび太の味方じゃないわ、悪の敵よ

iOSDCすごくよかった

iOSDCに行ってきた。お前iOSできんのかと何人にも言われたが、ごめんiOSできない。けれど、縁あって登壇させてもらえることになったので行ってきた。カンファレンスは登壇者として行かないと誰とも話せず終わってしまうので、こういう形でなければ行かなかったと思う。

結論から言うと、すごくよかった。いったん寝ると冷めてアレぇ?となってしまいそうなので、雑に書く用のこのブログにまとめておきたい。あまり知られていないかもしれないが、実は自分は雑なブログと真面目なブログの2つを持っていて、真面目な方に登壇の内容なんかをまとめてある。ちなみに見分け方は、雑な方はアイキャッチが赤いミニドラの画像で、文調は口語体。真面目な方はドラえもんの画像で、文調は丁寧語である。

脈絡なく思ったことをガンガン書いていく。ん?って思うこともあるかもしれないけど、まぁ個人の感想だなと思って読み流して、看過できなかったらDMでそっと教えてほしい。

ミサトさん or セーラームーン

2日目朝は用事があって行けなかったのだけれど、ミサトさんのスポンサー紹介が聞けなくてマジで後悔した。つらい。誰か録音してないかな。それにしてもすげえ判断だなと思った。後でツイート見た時「マジかよ!」って声に出ちゃったもんね。DroidKaigiでは花澤香菜でたのむぞ!

圧倒的ぼっち感と登壇

Androidのイベントでさえ話しかけられないのにiOSのイベントで話しかけられるわけもなく、2日目はほとんど1人で過ごしていた。やはりちゃんとiOSで何かしら成果出してからいけばよかったと思った。今度はFlutterをバリバリやってから行きたい。けど3日目は登壇したからか、何人かの方と話すことができてよかった。2日目に発表を聞きに行った方がわざわざ話しかけてくれて嬉しかった。やはりカンファレンスは登壇した方がいい。特に俺のように自分から話しかけるのが苦手な人にはオススメしたい。

LT最高

こんなに盛り上がるLTは初めてだった。酒も入っていたし、進行のテンションもBGMもよかった。何より、登壇者の皆さんの発表めっちゃ上手で、発表の仕方自体の勉強になってはぁぁぁ〜すごいな〜と思いながら聞いていた。個人的にはJenkinsおじさんとgiginetさんの発表が一番おもしろかった。なんていうのかな、もう全体的に良質なお笑いを見に来たような感じだった。ネタに走っているという意味ではなく、話の流れや抑揚がちゃんと考えられていて、つい聞き入ってしまった。自分も同じくらい上手に話せるようになりたいなと思った。

ネットワーク

ネットワークを組んだのがカンファレンスの内部チームだったと聞いて、マジかよすげえなと思った。しかも当日まで動かなかったとか漫画かよと思った。SHIROBAKOと同じような最高のアニメになるのではなかろうか。全く知識がないのだけれど、DroidKaigiでも内部チームでできたら素敵だなと感じた。やっていきたい。

yome.fm

yome.fm聞いてる人がいて、あんな雑談の垂れ流しでも発信していたら会話のきっかけになるんだなと思って自分を褒めたくなった。「あれ惚気ですよね?」と言われて、そういうつもりはなかったんだけどうまく説明する気もせず「ですね!」と返してしまったが、あれは惚気ではないんですよ?

ベストスピーカー賞

ベストスピーカー賞あんなに盛り上がるのかすげえなと思った。あの一体感はすごい。正直、見る前は「ベストスピーカーいらんやろ。あんなん大人数の部屋の人が勝ち取るに決まっとるやん」とか思ってたんだけど、実際に現場を見てみたら皆そんな穿った見方をしておらずめちゃくちゃ楽しみ祝福していてそんな穿った気持ちは吹っ飛んでしまった。まぁでかい部屋の人が取るだろとは思うんだけど、あれだけ盛り上がるならベストスピーカー賞いいなと思った。あとCA社はすごい。ちょっと入社したいとすら思ってしまった。

会場とスポンサー

会場が早稲田理工だったんだけど、高校大学の近くで懐かしかった。会場自体も駅からすぐのところで行きやすく、広さも何の文句もなかった。1日目はあまりにぼっちだったので、スポンサーブースの缶バッチをひたすら集めて回っていたのだけれど、あの缶バッチは自分にとってはとても訴求力が高く、コンプするために全てのスポンサーブースを回ることとなった。あれ考えた運営の人の策略にハマることとなったが何も後悔はない。Sansan社のラムネが美味くて2日目にまたもらいに行ったんだけど売り切れだった。「次はDroidKaigiに持っていきます」と言われたので期待している。

運営の皆さんとカンファレンスの雰囲気

DroidKaigiで当日スタッフをやったので、なんか運営の皆さんには頭が上がらない。カンファレンスってあんまり数行ったことないんだけれど、なんか雰囲気が違うんだね。なんというか、個人の感想だとiOSDCはDroidKaigiより楽しませよう盛り上げようという意識が強いように感じた。いや、DroidKaigiのスタッフももちろん楽しんでほしいと思ってるんだけれど、なんだろうな、盛り上げ方のお祭り具合とでも言うのだろうか。最後の挨拶で「文化祭のような雰囲気にしたい」という話をされていたが、あぁまさにそんな感じだなと思った。最後帰る時にスタッフが並んでいてハイタッチしながら帰るのは、ちょっと気恥ずかしかったけれどお祭りの終わり感あってすごくよかった。こういうカンファレンスごとの色が違うのも楽しいものだ。

カンファレンスアプリ

カンファレンスアプリのスタッフからの通知がすごくよかった。あれめっちゃいい。Firebaseでやってるのかな。特に認証なかったから全ユーザー対象だよね。DroidKaigiアプリでもやろうと思った。iOSのカンファレンスだからiOSアプリだけしかないのはまぁ当然なのだけれど、Androidアプリもほしいなと思った。Flutterで抽象化して作るぞ!今は開発止まっちゃってるけど、またやっていきが高まった。


全くもってまとまりがない文章になったが、まぁ何が言いたいかというとすごくよかったということだ。tomzohさんはじめ、運営の皆さん本当にお疲れ様でした。自分の発表を聞きに来てくれた皆さん、話しかけに来てくれた方々、ありがとうございました。来年も楽しみにしています。来年はもっとiOSバリバリの発表できるようにがんばろう。

増田は最高のサービス

Androidのビルドが遅いので、その間にこの思いを雑にまとめておきたい。

はてな匿名サービス、通称増田が大好きなのだが、何が好きなのかというと説明しづらい。感情ほとばしる文章がたまらなく好きで、死ねとかクズとかそういう言葉がそのまま書き殴られてる感じが非常によい。また一方で、増田文学と称される素晴らしい短編の読み物や、たった一文の小ネタまで、カオスとしか言いようがない。

特に最近は良質な増田文学で溢れていて心があたたまる。自走式彼女、よかったね。あれが本当かどうかなんてどうでもいい。重要なのは、本当かもしれないと思わせる何かがあるということだ。例えばあれが個人のブログやSNSの投稿にあったとしたら、また別の感じ方になる。なぜなのか。

重要なのは、増田が匿名であるということだ。匿名であるがゆえに好きなことが書ける利点もあるが、逆に匿名であるがゆえに個人と紐づく承認欲求とは切り離されたモチベーションによって書かれる文章が、あの輝きを増している。個人の名前がわかる場所に書くと、どうしてもよく見せようとしたり誰かに褒められようとしたりしてしまう。もしそういう思いが書き手に一切なかったとしても、読み手は心のどこかで穿った見方をし、「なんかスッと受け入れられない」という気持ちになってしまいがちだ。

匿名だからこそ信じられる。言葉にすると野暮ったいが、そういう世界観が増田にはある。これからもクソみたいな話やいい話を読んでいきたい。

リモート勤務のいいところ困るところ

リモート勤務可、推奨はしないという会社で働いて1年くらい経ったので正直な感想をガッと残しておきたい。完全に個人の主観である。リモート実際どうなん?と気になる人、あるいは制度を検討している方には、1つのケースとして見てもらえるといいかもしれない。

いいところ

  • 台風の時に出社しなくてよい。行き帰りで消耗する勤務から解放される。
  • 午前中リモートすることで満員電車に乗る必要がなくなる。
  • 身内やペットの看病をしながら仕事ができる。
  • 朝起きてから速攻で働ける。終わったら速攻でだらけられる。
  • 自炊すれば食費が抑えられる。
  • 出先でも仕事ができる。新宿御苑リモートは最高。
  • 朝荷物を受け取って出社とかできる。
  • 病み上がりだけど働ける体調の時にリモート勤務にすることで同僚に移すリスクを減らせる。
  • やること明確で自分の集中できる環境でやりたい時には最高かもしれない。

困るところ、気になるところ

  • 体調不良でリモート勤務する人が出てくるが、体調悪いなら休んでくれ頼む…!と思ってしまう。
  • リモートの多い人を見ると「大丈夫かな、やる気なくしてるんじゃないかな」と心配になることがある。杞憂であることも多い。
  • 報連相ができない人がやるとたぶんコミュニケーション面でストレスがたまる。リモートで何やってるかわからない人と仕事するのお互いにつらい。
  • ミーティングはできなくはないが空気感もつかみにくいしやりにくい。
  • 会社にいる時より成果出ないことがあるし、出てないように見える人もいる。
  • 人によると思うけど、自分は明らかに集中力が落ちてしまう。

総じて悪くはないんだけど、リモートは"チームを意識して自律的に働ける人"じゃないとやらない方がいいというのが今の自分の結論。出社できるならした方がいいし、自分は基本的に家でリモート勤務はしない。なぜならサボってしまうからだ。

あまりよくないなと思うところもわりとあるので、まだリモート可にならない会社が多いのも納得である。推奨はしないけど、理由があればやってもいいよくらいの現職の縛りくらいがベストなんだと思う。

iosdc2017のプロポーザルを出した

iosdc2017のプロポーザルの締切が近くなり、フォローしている中の人がリマインドしまくっていた。

iosdc.jp

iOSかぁ、さすがに業務で触ってないしちょっとなぁと思ったのだけれど、思い返せば自分はDroidkaigi2017のプロポーザル募集時にこんなことを書いていた。

konifar.hatenablog.com

要約すると 「遠慮せずガンガン送ってくれ、Androiderだけじゃなく色んな視点からの発表もウェルカムだし、需要なかったら選ばれないだけだから問題ないよ」 というようなことを書いた。

こんなことを書いたくせに他のカンファレンスのプロポーザルを出すのを遠慮しているのはどうなのかと思い、勢いで2つ出した。

アイコンや画像の配置をCIで自動化する | iOSDC Japan 2017

1つ目は、面倒なアイコンの運用まわりの話。デザイナーさんが作ってくれたアイコンをAndroidとiOSでどう共有し、管理するか。前に何度かTwitter上で困ってるっぽい人を見かけたので出してみた。ジャンルとしてはCIや開発プロセスあたりになるのかもしれない。

FlutterでiOSアプリを作る | iOSDC Japan 2017

2つ目は、最近プライベートで触ってるFlutterの話。ReactNativeがわりと市民権を得てきているのを感じる中で、Flutterはどうなのかとか、Dart生きとったんかワレェとか、ざっくりした話をする予定。どちらにしろ今作ってるサンプルアプリはコードを公開するので、それをベースに話す。

もちろん通るかはわからないけど、こういうのは自分も参加する立場の方が面白い。

最高のiOSカンファレンスにしような!

もやるという言葉があまり好きではない

すごくみみっちい話を書こうと思う。

『もやる』『もやもやする』といった言葉を見聞きすることがあるが、自分はこれらの言葉があまり好きではない。

理由は単純で、この言葉は自分の感情の根っこをあまり考えることなく他者に非があるかのように思わせるからだ。

自分の理解では、この言葉は「なんだか気に入らない」「言いたいことがあるけどまとまらない」ような状況の時に、何かがひっかかるのだけれどモヤがかかったかのように自分の感情をうまく表現できない、ただ引っかかってることは伝えたい、という時に使うものだと思っている。

そういう曖昧な表現をするなというわけではないのだけれど、ただ呟くだけならまだしも誰かに自分の気持ちを伝える時はもう少し相手への配慮をした方がいいのではないかと思っている。あぁ、しかし自分も今のこの感情をうまく説明できるわけではなく、もどかしい。きっとこういう時に思考を止めて「もやる」という言葉を使うのだろう。

何か不満があったり引っかかったりすることはもちろんある。ただ、それを人に伝えるということはいわば戦争なのだ。もやるという言葉で濁す前に、もう少し何が気になって頭をかしげているのかを明確にした方がいい。

まぁ明確にした上でその言葉を使っている人もいる気はする。大人なので、全てを明確に相手にぶつけるのではなくちょっと濁して伝えたいという感情がそうさせるのかもしれない。気持ちはめちゃくちゃわかる。めちゃくちゃわかるが、個人的にはそういう時は黙っとく方がクールだと思う。

なんだかこの文章も似たようなもんな気がしてきた。まぁ雑ブログなのでいっか。結論はない。さらば。

成果もなしに自由が得られるはずもない

自由には責任が伴う。

別に昼過ぎに出社しようがミーティングに遅刻しようがブッチしようがずっと引きこもってようが週の半分休もうが何してもいいんだけど、それらは成果は出す前提である。

思想の押し付けと言われるかもしれないが、この前提を意識していない人と一緒にいるとすごく面倒くさい。この面倒くささを払拭するには自分自身が圧倒的な成果を出して有無を言わさないようにした上で成果でぶん殴るしかないんだけど、なんでこんな当たり前のことを指摘しないといけないんだよという気持ちは拭えない。

自由を失いたくなければ成果出して行こうな

高尾山に登った

日記である。

最近なんだかよくわからないがつらいという謎の症状があって、先日気分転換に新宿御苑に寄ってから出社してみた。

新宿御苑の朝はそれはそれは気持ちよくて、さらに天気もよくて人もいないし、勢いで芝生に寝転がったりしてみたんだけど、これがもう何とも言えず爽快で、自然やべえな?なんて思ったりしていた。

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すっかり気分はリフレッシュできたのだけれど、一方で「あんな芝生でこれだけ気持ちが変わるなんて、もっと自然のあるところにいったらさらにやべえな?」なんて思ったりもしていて、気がつけば高尾山に行くしかないと思うようになり、Twitterでもその思いを吐き出すなどしていた。

その気持ちがいよいよ抑えきれなくなり「高尾山 天気」で調べてみたら金曜が晴れであることに気がついて、これは僥倖と思い絶対に行く"気持ち"を固めた。始発で行けば12時には出社できる算段で、しかも高尾山口駅の横には温泉もあり、前日にはまるで遠足前の園児の用にテンションが上がってしまっていたのだが、嫁氏には????という目で見られた。

当日、つまり今日だが、4時40分くらいの始発に乗って新宿を経由して高尾山に向かった。高尾山に着いたのは6時半くらいで、そこから6号路を登ることにした。

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結果から言えば、6号路を選んだのは完全に正解だった。川の流れに沿って登っていくコースで、最後は川沿いの飛び石を登っていく。

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時々写真を撮ったりしながら歩いていったが、わりと息も切れてよい運動にもなった。

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頂上には思ったよりずっと早く着いた。80分くらいのコースと書いてあったが、ノンストップで歩いていたら50分で着き、頂上で嫁氏とテレビ電話をして遊んだり、撮った写真を整理したりした。

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7時半に登頂して7時50分から下山を開始した。下山ではお参りをしたかったので1号路を使ったのだが、これは失敗だった。1号路は道路が舗装されているものの、その傾斜はかなり急で、しかもそれがかなり長いこと続いていく。上りならまだいいが、下りは普通に歩くと膝がやられそうだった。いっそ走った方がいいんじゃないかと思い駆け足で下っていったら、これもまた50分くらいで下山して駅までたどり着いた。

8時40分くらいだったと思う。心地よい疲労感と、まだ9時前かという満足感にニコニコしながら温泉に向かうことにした。高尾山口の極楽湯とかいう名前だったと思うが、その名の通りまさに極楽であった。何がいいかというと湯の温度が低いところである。まるで二度寝の布団の中にいるような気持ちでゆっくりと浸かっていられる。

そこまで疲れたわけではなかったけれど、どうせなら完全にリフレッシュして出社するぞと思い、サウナ水風呂を三回やったりストレッチをしたりしてから1時間で出た。10時の電車に乗って出社予定時刻を調べてみると11時半くらいで、あまりにも想定通りに事が進んで震えた。

結局東京駅でラーメンを食ってから11時50分に出社した。ちなみに弊社Quipperはリモート可のフレックス制度を採用しているので、だいたい11時〜12時に来る人が多い。一応前日にSlackで「私用のため12時に出社します」と書いておいたので何も問題はなかった。良い会社である。

またやりたいかと言われると、ちょっと電車の時間が長かったのでまぁそのうちやりたくなったらやるくらいの温度感になった。出社前にやりきった感があると気分がいいのでオススメではある。仕事やる気なくなるんじゃないの?と思われそうだが自分はそんなことはなく、むしろシュッと仕事できた実感がある。

ではそろそろ退社する。さらば。

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