あの頃の俺に伝えたい内容を雑に書く。
本を読め
お前が困ってることはたいてい先人の知恵によって体系化されている。経験から学ぶことも大事だが、歴史から学ぶことを常に継続しろ。
他社のマネージャーと話せ
社内のことで手一杯なのはわかるが、思った以上に視野が狭くなっているぞ。社外の人間と話すとそれに気づくはずだ。緊張を乗り越えて直接声をかけたりイベントに出向いたりしてみるといい。思考が整理され、きっと解決の種が育つ。
引き出しを増やせ
マネジメントは成長がわかりづらい。不安になったらマネジメントの引き出しを増やすことに集中しろ。メンバーへの物事の伝え方、意思決定の前の整理の仕方、やり方は無数にある。何個違うやり方にチャレンジできたかを数えてみるといい。
どこで成果を出すかを決めろ
自分の期待は自分で合わせろ。やること、やらないこと、頼りたいことを明文化しないと全てが自分の責任のようにすれば感じて辛くなるぞ。ただし完璧を目指すな。まずは拙くとも言語化して人に見せろ。
最初が重要
とにかく最初のスタートダッシュが重要。気負う必要はないが、最初はボーナスタイムだと思え。時間が経てば経つほど自分へのプレッシャーはデカくなる。
遅すぎることはない
打ち手が遅くなっても今更なんて思うな。よくあることだ。いつからでも巻き返せる。明日からではない。今から始めろ。もう遅いなんて思うな。
ボールを持つな
自分にWIP制限をかけろ。自分でなくてもいいものは速攻でパスしろ。まわりに遠慮するな。遅くなって後でパスするよりマシだ。どうしてもボールを持ってしまうなら一度立ち止まってまわりと期待合わせをしろ。
いつの成果を出すかを意識しろ
わかりやすい短期の成果を追いすぎるな。個人や短期で成果を出せることはお前もまわりもわかってるから焦るな。結果として短期の成果をとるのはいい。1年半くらいを意識しつついつの成果を取るかを選択しろ。
変化を待つな
専門家はいない。俺たちしかいないんだ。何かがいつの間にかよくなることを心の底で期待していないか。そんなことは起きない。直接的でも間接的でも自分が動くべきだ。そのほうが気持ちも楽になる。
伝えてない期待をするな
相手を信じて期待するのはいい。ただし、伝えてない期待が満たせなかったときに憤るな。マネジメントは期待合わせが肝だ。
以上だ。幸運を祈る。エル・プサイ・コングルゥ。